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「夢のワルツ〜オーケストラ・バージョン」ついに実現!
2012年8月にサントリーホール前カラヤン広場を流して歩いた「夢のワルツ」、その後何度も再演しておりますが、伴奏はいつも弟のギター一本でした。それがついに「いずみシンフォニエッタ」による伴奏でオーケストラ・バージョンとして新たな生命を得ました。編曲は、昭和のキャバレー専属バンド風の猥雑なテイストで、指揮は野平一郎さん。何たる贅沢な快挙!
兄・三輪眞弘の個展「TRANSMUSIC〜作曲家三輪眞弘を迎えて」の中で実現したのですが、当日は兄がドイツ時代に衝撃を受けたクラーレンツ・バルロー「ナイルの1月」、兄の「ひとのきえさり」再演、そして兄弟式人工音声を大きくフィーチャーした新作「万葉集の一節を主題とする変奏曲」の演奏が行われました。
「TRANSMUSIC 音楽のエッセンツィア“現代音楽の楽しみ方” ── 作曲家 三輪眞弘を迎えて」
2014年11月8日(土)16時開演
出演:野平一郎(指揮)、岡野勇仁(MIDIアコーディオン)、マーティン・リッチズ(美術家)、いずみシンフォニエッタ大阪
曲目
三輪眞弘:
万葉集の一節を主題とする変奏曲
MIDIアコーディオンと管弦合奏のための(2014)
(サントリー芸術財団委嘱)世界初演
海ゆかば MIDIキーボードとパソコンのための
―〈万葉集の一節を主題とする変奏曲〉内包曲―(2014)
(サントリー芸術財団委嘱)世界初演
【楽譜プレゼント】
ひとのきえさり、藤井貞和の詞による序奏と朗読
シンギング・マシン、アイントンと9人の演奏者のための(2013)
フォルマント兄弟:
歌謡曲「夢のワルツ」
MIDIアコーディオンとオーケストラのための(2012 / 2014)
クラーレンス・バルロ:
ナイルの1月 室内オーケストラのための(1984)
会場:いずみホール(大阪市中央区城見1-4-70)
主催:公益財団法人サントリー芸術財団
2014/11/08